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冷蔵庫の中には色んな食材が詰まっています。それと同時に美味しい食べ物にありつけるハッピーの予感や、誰かに対する思いやりも詰まっています。パパの健康を考えて。子どもが好きな食べ物だから。自分へのご褒美として……
そんな素敵な空間も、子どもにとっては少し未知のところです。冷蔵庫を開けっ放してじっくり見ることはできないからです。
だから絵本にしてみました。素敵なワクワクに応えられるよう、読むたびに新しい出会いが生まれる工夫を凝らしました。
金沢大学付属小学校2018年度2年3組の皆さんと、この絵本にちなんだ授業を行いました。その様子も合わせてご紹介します。

たけよい先生、かこ先生として小学2年生の図工の授業に行ってきました。まずは『れいぞうこからとーって!』の読み聞かせ。みんなノリノリで絵探ししてくれて、ページをめくるたびにだんだん読み聞かせの輪が小さくなっていきます。

次にダンボールでつくった大きな冷蔵庫をプレゼント。写真ではわかりませんが、中を開いてみると空っぽなんです。すると「中身を描きたい!」の大合唱。実はこのクラス、担任の中川祐紀先生がいろんな工夫を凝らして授業をしているので、図工の時間が好きな子が多いんです。すぐに「2の3れいぞうこをつくろう」と一致団結したのには驚きました。先生がやらせるんじゃなくて自分がやりたいと思ってやる方がいいですもんね。特に表現してみるときにはそういう気持ち、大切です!

一人一品、好きな食べ物を描きます。この女の子はクレヨンを手でぼかしながら描いていました。可愛くて雰囲気のある桃になりました。後ろの男子の獣のような描きっぷりも見事!
